コロナで儲ける人と損する人


「日本人はコロナの集団免疫を
持っている可能性が高い」

最近さまざまな場所で耳にする。

先日も某大学教授が記者会見をしていた。
論文発表ではなく、記者会見?

根拠は
「従来の検査キットより陽性率が上がった」
ということらしい。

教授が設立したベンチャー企業が
民間と協力したシステムだそうだ。

なるほど、そりゃあ記者会見だ!

この話の問題は前提の「甘さ」だ。
「日本の死者や重症率が欧米に比べて少ない」
からスタートしている。

???

日本ではなく、アジアの多くの地域では?
欧米という表現もガサツ過ぎる。

アジアで比較すると、日本のコロナ対策は
ダントツに失敗している。

これが世界の常識だ。

検査の少なさゆえ、外国から信用も
されていない。
ここで使う「外国」もガサツだった。
失敬。

週末、アメ横の飲み屋は昼間から
若い客で混み合っていた。
そのマインドは良いと思う。
若者は必要以上に我慢しなくていい。

感染経路が食中毒に似ていること。
高齢者と接する立場の人は感染しない
「根性」を維持すること。

とにかく「賢く」いることだ。

酒は高確率で人を「アホ」にする。
だから注意が必要だ。
アホは賢そうな人に騙される。

大学教授がこの程度の根拠で
嬉しそうに会見するなよ!


夜の中みな「カネ」に弱い。
良さげな情報に出会ったら、
「またカネの話?」
くらいでいた方がいいかも。

本当に集団免疫があれば嬉しいけどね。

2回戦突破を目指して


「うちは一回戦しか来ない店だから」
山本さん(66歳)は浅草で長年、
居酒屋を経営している。
「一回戦」とは「一軒目」という意味だ。
他の店で酔った若い客はリスキーだ。

「若い子が来ると常連が帰るのよ」
スナックママの佐藤さん(79歳)は嘆く。
スナックで歌って騒ぐのはもっぱら
ヒマな若者。

若者がコロナを媒介している。
そういう風評があるものだから、
年寄りは若者が来ると退散する。
会社の飲み会も自粛だらけだ。

良くも悪くも日本は「酒文化」だ。
酒の席で先輩から説教され、教わる。
そういう機会がなくなる。
世代間の分断はますます進むだろう。

先週末帰省した。
東京の医者の帰省は地方には迷惑かも
しれないが、帰省先は大阪だ。
みな1週間前に風邪を引き終わり、
PCR検査も確認済みだ。

数カ月ぶりに孫と再開する母親の
喜びようはなかった。
別れ際に孫から順番にハグされる
母親の嬉しそうな顔。

この景色が当たり前になるように
なんとか手を打とう。

マスクもほどほどに


夏の屋外でのマスク着用の
リスクを各地で訴えている。
https://www.facebook.com/fumiue.harada/posts/2914489742013348?notif_id=1596420562883333&notif_t=feedback_reaction_generic&ref=notif
高齢患者さんが退出する際、声かけを
スタッフにも指導している。

一昨年、熱中症で1800人亡くなった。
梅雨明けの猛暑ですでに死者も出ている。
紫外線や高温多湿に弱いコロナが屋外で
感染する確率は限りなくゼロに近い。

ましてや人も出ていない夏の路上だ。

注意すべきは「熱中症」だ。
マスク着用で1400メートルの
高山トレーニングになる。
心肺機能にも悪影響だ。

平田さん(84歳女性)を見かけた。
手押し車を使って歩いている。
口元にはもちろんマスクだ。

「マスクしない方がいいよ」
「しなくていいんですか?」
「この暑さじゃ熱中症の方が怖いよ」


平田さんはマスクを外そうとしたが、
何となくためらっている様子だ。
ダメ押しを伝え、お別れをした。

(大丈夫かな・・・)

振り返ったが、マスクを外して
いなさそうな雰囲気だった。

人通りが少ない路上の上、炎天下。
それでも人の目が気になるのか?
高齢女性は、空気を読んで生きる。

翌日外来受診してきた平田さん。
「昨日はどうも」
「マスク外してなかったでしょ?」

本人に訊いてみた。

「昨日入れ歯してなかったのよね」
と恥ずかしそうに笑っていた。

盲点だった。
マスク下が無防備になっていることに・・・

口紅の売れ行きがよくないそうだ。
そういえば昼間から餃子を食べる人が
増えている(個人的調査)。

これもニューノーマル?