憲法記念日

憲法とは権力者をしばるために存在する。

要するに、国民が権力に向けて出した

指示書のようなものだ。

日本の平和が憲法だけで守られてきた。
そんなメルヘンを語るつもりはない。
けれど、憲法が権力乱用の歯止めには

多少なったかもしれない。

基本的に、権力者は憲法を変えたい。
だから自民党が改憲を党是としている

ことは至極当たり前なのだ。

さまざまな意見があっていい。
しかし、賛否を表明する人たち。
憲法の本質をわかっているのかな?
(憲法の本質自体を変えて、新しい何か

を作るなら、それは違う議論だ)

憲法には義務規定があるではないか!
その通りだ。
国民の三大義務が存在している。
教育を受けさせる義務(26条2項)
納税の義務(30条)
この二つは同時に国民の権利を守る
ためのものだからやむを得ない。
「勤労の義務(27条)」がよくわからない。
この義務のせいだ。
権力をしばるという本質を忘れてしまう。
ただ、本質的に国民には憲法を遵守する
義務はない。
お陰で、ニートは罰せられない。
天皇と公務員だけに憲法を遵守する

義務があるのだ。

憲法があれば戦争は起こらない。
それはメルヘンに過ぎない。
これまでも実際、巻き込まれてきた。
国家および為政者は暴走しない。
それもまたメルヘンだ。
これまでも理屈をこねて、違憲としか
理解できない解釈をしてきた。

個人的には胡散臭いと思っている。
為政者の側が言い出しっぺになるのは!
もちろん色んな意見があっていい。
ただ、前提が一致しないと議論はできない。
自分たちの権利の根拠が変わる。
その可能性があるのだ。
自分の頭で考えるしかない問題だ。

できるできる詐欺

”労働価値説”
人間の労働が価値を生み、
労働が商品の価値を決める
カール・マルクス『資本論』

「すぐにできる」「誰でもできる」
広告には耳障りの良い言葉が並ぶ。

魑魅魍魎(ちみもうりょう)だらけだ。

誰でもすぐにできたら価値ゼロでしょ?
他の人でもすぐにできるのだから。
もちろん早く手を出すことによって
瞬間最大風速は吹くかもしれない。

そんなのあっという間でしょ…

純粋に生まれながらの才能のみで
勝ち続けた人っているのかな?

美貌さえも磨き続ける必要がある。

凄まじい研鑽を積んで地位を築いた。
当然、時間も大量に消費している。
世の偉人、達人は例外なくそうだ。

上達速度と才能は関係あるかもしれない。

ところで才能って何だろう?
持って生まれた身体能力?

脳も含めた身体機能の優劣か?

野村元監督に質問した。
「監督にとって野球とは?」
「好きこそモノの上手なれ」

明快な答えだと思う。

才能とは「ココロ」ではないか?
好き嫌い、情熱、動機、意志…
すべて「ココロ」の仕事だ。
「ココロ」は身体能力を凌駕する。

最近確信しつつある(検証不足ゆえ)。

イチローは才能のかたまりか?
あの細い身体で大男相手に結果を残した。
イチローの「ココロ」が工夫させたのだ。
振り子打法にせよ、独自の鍛錬法にせよ。

決して生得的な身体能力ではない。

一番になるしかない。
一番が全部持っていくのだから。
発想力だけでもダメだ。
巧い発想であっても、誰にでもできれば
すぐに真似される。
真似された瞬間、価値は暴落する。
「私ここにいます!」
神様に見つけてもらえるほど目立つ。

そんな独自性が欲しい。

「すぐに誰でもできる詐欺」にご注意を。
注意することも「すぐに誰でもできる」
とは限らないんだろうなあ…