気分が大事!


人になにかを教えるのは難しい。
一度でできるはずがない。
ときに何度も何度も同じ話を
しないといけない。

「聴く」
「わかる」
「できる」


理解には階層性があるが、
最近、みな「聴く」でつまづいている
ということに気づいた。


脳は知っていることしか学べないし、
知らないことは学べないからだ。
脳の「手抜きシステム」ゆえだ。

だから、知っていることを一時的に
忘れなければ、新しいことは学べない。


要するに、偏見が邪魔をするのだ。
偏見が物事を聴けなくする。

そして、今学ぼうとしていること以外の
すべてを忘れる能力のことを集中力と呼ぶ。


つまり、学びの極意は「忘却力」に尽きる。
自分自身、常に心がけている。
特に人と接するとき。
すべてダイナミックに変化をしている・・・
一期一会・・・

気分が大事や!
ということ。

ウンコを拭く資格


週末、娘の幼稚園の発表会だった。
金曜、土曜の二日間開催される。
金曜は母親。
土曜は、普段来れない父親と
祖父母のみが鑑賞できるシステム。

劇が行われる2階教室までの階段。
入室までしばらく時間がある。
本棚の子供向け絵本を手に取る。

『しぜん キンダーブック ゴリラ』

なんと、山極壽一先生の仕事だった。
京都大学の総長であり、霊長類研究の
第一人者だ。
(子供向けの仕事もしてるんだ!?)
ファンの一人として嬉しい発見だった。

自宅への帰路、患者さんに会った。
両手にトイレットペーパーを抱えている。
小林さん夫婦は大飯食らいの
息子3人と同居している。
さぞかし排便量も多いのだろう。

と思いきや、
「トイレットペーパーないよ」
とのこと。
ガックリきた・・・

ゴリラは恐怖体験をすると、下痢便を
出しながら逃げるらしい。
恐怖が「お腹」に来るのは霊長類の本能?
人間は実にゴリラだ!

おいおい、人間の前頭前野はいずこへ?

拭かないゴリラの方がまだ害が少ない。
拭かなくてもええじゃないか?
キレのいいウンコを目指せばいい。


汚れたらパンツを買えばいじゃないか!
経済が回る。


学校が休みになる?
親子でしっかり向き合って話せばいい。
どうせみな仕事にならないのだから。


診療所にも、娘の卒業式がなくなりそうな
スタッフが二名いる。
うちのスタッフは「次」に向かっている。
素晴らしいし、誇らしい!
こんなときこそ「気分」を大切にしたい。


娘の発表会?

「ゴボウ」役をしっかり、誇らしく
こなしました。

感情は二の次

早い話が
感情に行動制限されるな
ということである。

悲しいことがある。
苦しい身の上である。
やる気が出ない。
だから、やらない。

嬉しいことがあった。
気分が非常にイイ。
やる気に溢れている。
だから、仕事がはかどる。

断言する。

どちらもダメ!

やる気があろうがなかろうが
やるべきことをやる。
感情や気分に左右されない。
そのクセをつけた方がいい。

一流の人に接する機会が多い。
一流の人だって人間だ。
気分の好不調は当然ある。
みな、愚直なまでに継続できる。
やる気の有無に関わらず。
それが一流たる所以だと感じる。

感情を切り離して行動する。
それができない人間は死に絶えた。
今、息をしている人はみな、
生き延びたDNAを引き継いでいる。
だから、できるはず。

今まさに過酷な状況にいる人ほど
やるべきことを淡々とこなすべき。
技術を獲得するチャンスだ。
「あの状況でも自分はやれた」
はデカイ!

自分も十代の最後に辛い時期があった。
15歳の妹が白血病になったのだ。
毎日見舞いに行った。深夜まで。
だが、浪人生活は一切サボらなかった。
むしろ勉強が「逃げ場」であり、
「安らぐ場」だった。

そのときに獲得した「技術」だ。
感情と行動を切り離すという技術。

カタツムリの歩みでもかまわない。
ちょこっとでも
前に進む。
人生時間をムダにしないために。

一流になれるという保証はないが、
その技術は一生の財産だ。