自然治癒も他力


マルハナバチが噛むことで
開花が促される。


『サイエンス』で発表された。
繁殖期と開花時期は様々な要因で
ズレることがある。
噛むことでズレを補正するらしい。
人の手だと開花しないそうだ。

蜂は自ら働きかけて、開花に
影響を与えているという発見だ。
自然の摂理はスゴイ!
となるのだが少々ツッコミたい。

人って誰?
誰の手やねん?


「個体維持」の本能と「結果ありき」
の動機では「根性」が違う。
自ずと結果にも影響が出るはずだ。

医療でも同じことが言える。
「誰」が「誰」に医療をしているのか?
どのような思いで?

それは治癒率に当然影響するだろう。
自力だけでは自然治癒さえ不可能だ。

新コロで言えば、コミュニティ毎に
感染率や致死率が違う。
人それぞれ、優先順位も違う。
コロナにかからない、コロナを治す
ことだけを考えている人は皆無だ。

昨日東京新聞から取材を受けた。
第二波にどう備えるか?
経済活動の自粛は必要なのか?
を問われた。

色んな意味で「仕分け」が大切だ
と話した。

集積した情報を活用するしかない。

と書きながらニュースが目に入った。
専門家会議の議事録がないらしい。
ホンマに!?
唖然・・・呆然・・・

最近ヒモを見かけない


ライオンのオスは一切仕事をしない。
たてがみをとかしたり、ときどき
発声練習をしたりするだけだ。
獲物を捕るのはもっぱらメスの仕事。
百獣の王は「ヒモ」だった。

ところで・・・

人権のうちもっとも基本的なもの、
それは安全で保護されている
という感覚が持てることだそうだ。

であれば、現在は人権侵害状態か。

関西人はもともと「お上」を
信用していない。
では、自立しているのか?
うまく「互助」を活用しながら、
庶民の協力で生き延びる。


「自立とは依存先を増やすこと」
脳性まひの障害を持つ
小児科医熊谷晋一郎さんの言葉だ。

『地球に降り立つ』
フランスの哲学者ブルーノ・ラトゥール
の著書の書評をするつもりだったのに
余談が長くなってしまった。

エリートたちは、みなを助けることは
不可能だととっくに悟っているそうだ。
このままでは地球は持ちこたえられない。
だから移民は切り捨てるしかない。


「移民」には自国民も含まれている。
いわゆる「負け組」の人々だ。

コロナ以前に書かれた書籍だ。

コロナで失われた命。
経済を止めることで近未来失われる命。
有形資産を潤沢に持ち、避難生活を
続ける余力のある富裕層は生き延びる。

陰謀論は嫌いだが、思考の大前提に
「切り捨て御免」があるのならば、
説明がつく現象は現在多々ある。
「視点」を与えてくれる良書だ。

著書は、対抗策も提示している。
対象とうまく調和するのではなく、
どのように依存するかを学べ、と。


やはり「ヒモ道」は奥が深い。