虎視眈々と


「ネギが高騰しています。
勝手ながら値上げさせて
いただきます」

というお好み焼き屋の貼り紙。

それを見て
「豊作で値下げしたことあるんか!」
亡父がよく呟いた。

テレワークが推進されている。
オフィスにいれば「やってる感」を
出せるが、テレワークだとそうは
いかない。

仕事の差がはっきり出る。

「『ジョブ型』『成果主義』
に移行すべきだ」

日経新聞で目にしない日はない。

監視社会への流れもそうだ。
感染経路の追跡は、まさに
個人情報の開示だ。

為政者は常に管理しておきたがる。

知っておかないといけないのは
この流れはコロナ前にもあった。
コロナを機にここぞとばかりに
推進力を発揮してくるお上。

ことの良し悪しの問題ではない。
コロナウイルス自体の陰謀論は
信じないが、どんな機会でも
チャンスにする人たちがいる。

それだけは間違いない。

米のIT長者はこの10週で平均60兆円
資産を増やしているらしい。

ビビっていて思考停止していると
丸裸にされてしまう。

「ただでは転ばない」
「怪我の功名」


口ぐせにしておいた方がいい。

音楽

レオナルド・ダ・ヴィンチは
バイオリンの名手だったらしい。
日経新聞の記事で読んだ。

録音がない時代だから記錄がない。
万能として知られている
ダ・ヴィンチの隠れた(?)才能だ。

アインシュタインは暇があれば
バイオリンを演奏していたそうだ。
大した腕前だったらしい。

彼の偉大な発見に少なからず
貢献したに違いない。
自分の蔵書を整理していたら、
そのことを書いた書籍が出てきた。

ピアノのイメージが強いショパン。
バイオリンで演奏されているものが
こんなに多いとは!

最近短期間にバイオリンに関する
発見が続く。

理由はあきらかだ。
娘がバイオリンを始めたからだ。

妻が妊娠すると、街に妊婦が増える
のと同じ原理だ。

バイオリンを買いに行った日。
御茶ノ水のクロサワバイオリン。
なぜかサウスポーで構える娘。
デモでベンチャーズを演奏する店員。

バイオリンなのに?

色々不思議な光景だった。

中2のとき父に、はじめてエレキを
買ってもらった記憶が蘇った。
父と買い物に行ったことは
そのときだけかもしれない。

あれから35年続いている。
我流だ。後悔はしていないが、
やっぱりレッスンは受けた方がいい。
娘はきちんと習うことにした。

世紀の発見をしなくてもいい。
著名な芸術家にならなくてもいい。
音楽的な人生を送ってほしい。
それだけは願う。

学歴詐称!?

徳丸さん80歳はTシャツ姿で来院した。
Tシャツには
“University of Hawaii”
と書かれていた。

「留学されてたんですか?」
訊いてみた。
「いやいや、娘のハワイ土産です」
らしい。

書いている内容を認知していなかった。

次の患者さんは石橋さん66歳。
Tシャツに
“Universität Wien”
と書かれていた。
「留学されてたんですか?」
もう一度ボケた。
「してみたいですよねえ…」

石黒さんは認知して着ていたようだ。

二人連続で欧米の大学Tシャツ。
嘘のように出来すぎた話だ。
日本の高齢者は欧米大学に憧れるのか?
妻の両親もペアでハーバードを着ていた。
(土産を渡したのは自分だが…)
ハーバード大学、MIT周辺にも
ブランドグッズ屋がたくさんあった。

着用している学生は一人もいなかった…

ふと
日本の大学も出しているのだろうか?
と調べてみた。
早稲田も慶応も明治も…
グッズを販売しているではないか!

日経新聞に
「東大が ”Utokyo Go”という文房具を販売」
という記事を見つけた。
少し地味だが、デザインも悪くない。
東大入りたい受験生には役立ちそうだ。
ゴールがぶれないかもしれない。

しかし、外国で高齢者が医者にかかるとき
「早稲田大学」と書いたTシャツ…

あらへん、あらへん。