気分が大事!


人になにかを教えるのは難しい。
一度でできるはずがない。
ときに何度も何度も同じ話を
しないといけない。

「聴く」
「わかる」
「できる」


理解には階層性があるが、
最近、みな「聴く」でつまづいている
ということに気づいた。


脳は知っていることしか学べないし、
知らないことは学べないからだ。
脳の「手抜きシステム」ゆえだ。

だから、知っていることを一時的に
忘れなければ、新しいことは学べない。


要するに、偏見が邪魔をするのだ。
偏見が物事を聴けなくする。

そして、今学ぼうとしていること以外の
すべてを忘れる能力のことを集中力と呼ぶ。


つまり、学びの極意は「忘却力」に尽きる。
自分自身、常に心がけている。
特に人と接するとき。
すべてダイナミックに変化をしている・・・
一期一会・・・

気分が大事や!
ということ。

水に流してくれるか

1月も残り10日を切った。
年々「正月感」がなくなっていく。
そういう会話をよく耳にする。
年賀状、門松、お節、書き初め…
確かに少なくなっている。

「早く来い来いお正月」
という歌は正月前の歌だ。
最近は直前まで考えない。
とことん「師走」をしている。
決して正月の準備ではなく。

一応まだ年賀状は書いている。
多少、自筆も入れているが、
母が見たら「手抜きするな!」
激怒するレベルだ。
母は年賀状の書き方に厳しかった。

ふと思った。
あと何回書くのだろうか?
年を取るとわかるが、喪中も増える。
もうカウントダウンじゃないか!

そう考えると「お正月」に
「希少性」が発生する。


正月やお祭りで景色を変える。
「水に流す」日本の良い文化だと思う。
日常が連続的だと「心機一転」は難しい。


2年連続、海外で正月を迎えた。
水に流せたし、心機一転できた。
来年は日本の正月を大切にしよう。
1月24日現在、そう考えている。

ゴール霧中

早い話が
「初体験」は濃厚である
ということだ。

ロープウェイに乗った。
雨のロープウェイ。
4歳の娘も初体験。
彼女は高所恐怖症ではないはずだ。
しかし、明らかにビビっている。

終始無言だ。

霧の中からようやく山頂が顔を出す。
娘の頭の中も五里霧中だったろう。

家族全員、とてつもなく長い時間だった。

小雨の降る山頂もたまには良い。
緑が深みを増している印象だった。

木々や土の香りも芳醇だった。

名残惜しさを残し、帰り道。

もちろん同じ時間の道程。

帰りのロープウェイはまさに
「あっ」

という間だった。

「もう着いたの?」

娘の正直な感想だ。

初体験とはまさに「濃密」な時間だ。
二度目は一瞬で過ぎ去る。
回数を重ねる毎に加速するだろう。
脳は「手抜き」したい臓器のようだ。
ゴールは霧の中の方が良いようだ。
見えてしまうとゴールではなくなる。
それを体感することができた。
ワンパターンは極力避けよう。
人生が
「あっ」
で終わるのはイヤだから。
即興演奏万歳!