死ぬために仕事?

「先生、スゴイです!」

看護師長に驚かれた。

9月から来た新しい師長だ。

外来のこなし方に驚いたようだ。

客観的に見れば、患者数も多いし、
テンションも高い。
しかし不思議と疲労はほぼゼロ。

楽しくて仕方がない。

以前はヘトヘトになっていた。
最近、就寝時は常に寝落ちする。

ということは疲労しているのだろう。

業務後の「自己研鑽」でより多く

エネルギー消費していると思われる。

なるほど!

外来業務は「発表会」だ!

医療はライブだ!出たとこ勝負!

患者さんが満足しなければ、
来なくなるだけ。
仕方がないし、それはそれでいい。
医者は全国に30万人もいる。

相性の合う医者を探すべきだ。

仕事でヘトヘトになっている。

そういう患者さんをよく見る。

たいてい病の原因は「仕事」だ。
考え方の「設定」を変えた方が

いいかもしれない。

「食うためにヘトヘトになってでも

するものが仕事」

きっとそれは産業革命以降生まれた、

特殊な定義だ。

面白い、時を忘れる仕事を選んでも

全然かまわないのだ。

人生で最も長い時間を費やす作業。

そういう人が多いのだから…

(『ヴェネツィアの出版人』オススメ)

ダイエット中毒

外来は今日も決意表明が飛び回る。
「頑張ります!」

ちゃう、ちゃう…

頑張ったらアカンって…

フロリダ大学の有名な研究。
チョコレートを我慢したグループは、
我慢しなかったグループと比べて、

その後の難しい作業をすぐ投げ出した。

この結果から、
「自制心」は限られたリソースである
と結論している。

ダイエットが失敗するわけだ…

割と意志が強い方だと自負している。

(まずは思い込みが重要だ)

人間は苦痛を避け、快楽を求める。
だから中毒を作るのは簡単だ。
電車に乗れば一目瞭然。

10年前と景色は一変している。

新しい習慣を持続させたいとき。

「ゲーム性」を導入するのだ。
たとえば、

決めごとを守れたら500円貯金する。

禁酒日に500円貯金した金内さん。

なんと25万円貯めた!

自分を利する中毒を作れば良いのだ!

と書きつつ、つくづく思った。

大人って実に子どもだなあ…

イヤなコトは一切やらない。
好きなコトだけやる。
本来勝手にそう生きるべきなのだ。

「しがらみ」がそれを許可しないのか…

ルールを守っている自分。
それを選択しているのは他ならぬ自分だ。
それくらいは意識し続けたい。