死ぬために仕事?

「先生、スゴイです!」

看護師長に驚かれた。

9月から来た新しい師長だ。

外来のこなし方に驚いたようだ。

客観的に見れば、患者数も多いし、
テンションも高い。
しかし不思議と疲労はほぼゼロ。

楽しくて仕方がない。

以前はヘトヘトになっていた。
最近、就寝時は常に寝落ちする。

ということは疲労しているのだろう。

業務後の「自己研鑽」でより多く

エネルギー消費していると思われる。

なるほど!

外来業務は「発表会」だ!

医療はライブだ!出たとこ勝負!

患者さんが満足しなければ、
来なくなるだけ。
仕方がないし、それはそれでいい。
医者は全国に30万人もいる。

相性の合う医者を探すべきだ。

仕事でヘトヘトになっている。

そういう患者さんをよく見る。

たいてい病の原因は「仕事」だ。
考え方の「設定」を変えた方が

いいかもしれない。

「食うためにヘトヘトになってでも

するものが仕事」

きっとそれは産業革命以降生まれた、

特殊な定義だ。

面白い、時を忘れる仕事を選んでも

全然かまわないのだ。

人生で最も長い時間を費やす作業。

そういう人が多いのだから…

(『ヴェネツィアの出版人』オススメ)

トリセツ・読書

隅田川花火大会だから本屋へ行った。
20冊ほど目を通し、7冊購入。
売れてる本ばかりだ。

読書を「お勉強」とは考えていない。
一種の「リサーチ」と考えている。
なぜ人は本を買うのか?
「悩み」を解決してくれるからだ。
売れている本は、多くの悩みを
解決している可能性が高いことになる。

実際には、解決した気分になるだけだが…

社会が何を求めているのか?
社会は何に悩んでいるのか?

問題意識を持つことができる。

著者の解決法が「正解」とは限らない。

一つの「視点」を得ることはできる。

本を書くのはそれなりに大変な作業だ。
どんな苦しい思いで書いているのか、

以前より共感できるようになった。

本の内容を憶えているのか?
読書した内容なんてすぐに忘れる。
アウトプットしなければ無意味だ。
(小説や写真集などの「娯楽」は除く…)

医師をしていてよかったと思う。
アウトプットするチャンスが多いからだ。
アウトプットして初めて読書は完結する。
伝える相手なしでは本も読めないのだ。

つくづく人間は関係性の動物だと思う。

去年まではビール片手に花火鑑賞。
今年はコーヒー片手に読書三昧。
つくづく人間は関係性の動物だと思う。