画になる人々


たまに実家に帰阪すると楽しみがある。
保存してくれている録画を観ることだ。
地元の特集を片っ端から
録ってくれている。

蔵前、鳥越、御徒町・・・
「画」になる街なのだろう。
大阪でも度々特集されている。

知っている人ばかり出てくる。
うちの患者さんばかりだ。
しかも、みな「慣れ」とる!

テレビに出るのを自慢するのは
江戸っ子の沽券に関わるのか。
誰も自慢しない。

「テレビ観ましたよ!」
とこちらが言っても。
「ホントは出たくないんだよね」
と喜びを隠せない。

経済には必ずしも反映しないようだ。
出演後、瞬間最大風速は吹くが、
すぐに静まるのが残念なところだ。

「匠」と呼ばれる職人さんも多い。
テレビでその仕事っぷりを見て、
腰を抜かすことになる。
気迫、真剣、気合・・・
「画」から漏れ出ている。


診療中は博打や、酒、趣味の話しか
しないオッチャンたちだ。
「酒多すぎるんじゃないの!?」
普段は、こちらが偉そうに説教している。
つまり「見損なっている」わけだ。

同時に誇らしくもある。
「画になる」患者さんたちに選ばれる
「画になる」医師・・・


アカン!勘違いするところだった。
ちゃんと「医療」をすることが大事。
銘記せねば・・・