なんか不満ある?

講演を依頼される機会が増えた。
自分の勉強と思い、引き受ける。
感想文やアンケートを受け取る。
予想通りの反応は本当に少ない。

伝えたいことを伝えるのは難しい。

痛感する。

雑談が多いせいかもしれない。
枝葉末節の部分の方が印象に

残ることも多いようだ。

反面、仕方がないとも思う。

聴き手の優先順位が違うからだ。

自著の読後感想を聴かされるときも
似た経験をする。
「あそこ、共感しました!」
そこかい!

欲する情報がそれぞれ異なる。
少なくともその時点で重要だと
思うものを求める。
ということは欲しいモノを

明確にしておかないとヤバい。

人生スパンで見ると、不要なもの

ばかり集めてしまうかもしれない。

つまり今の自分は過去の自分が重要と

思って収集した情報の集大成なのだ。

今の自分が不満であれば、優先順位の
設定を間違ったということだ。
すぐに設定し直す必要がある。
未来の自分を不満だらけの人物に

しないために。

残された時間は平等でもないし、

多分思うほど長くない。

焦る…

感情は二の次

早い話が
感情に行動制限されるな
ということである。

悲しいことがある。
苦しい身の上である。
やる気が出ない。
だから、やらない。

嬉しいことがあった。
気分が非常にイイ。
やる気に溢れている。
だから、仕事がはかどる。

断言する。

どちらもダメ!

やる気があろうがなかろうが
やるべきことをやる。
感情や気分に左右されない。
そのクセをつけた方がいい。

一流の人に接する機会が多い。
一流の人だって人間だ。
気分の好不調は当然ある。
みな、愚直なまでに継続できる。
やる気の有無に関わらず。
それが一流たる所以だと感じる。

感情を切り離して行動する。
それができない人間は死に絶えた。
今、息をしている人はみな、
生き延びたDNAを引き継いでいる。
だから、できるはず。

今まさに過酷な状況にいる人ほど
やるべきことを淡々とこなすべき。
技術を獲得するチャンスだ。
「あの状況でも自分はやれた」
はデカイ!

自分も十代の最後に辛い時期があった。
15歳の妹が白血病になったのだ。
毎日見舞いに行った。深夜まで。
だが、浪人生活は一切サボらなかった。
むしろ勉強が「逃げ場」であり、
「安らぐ場」だった。

そのときに獲得した「技術」だ。
感情と行動を切り離すという技術。

カタツムリの歩みでもかまわない。
ちょこっとでも
前に進む。
人生時間をムダにしないために。

一流になれるという保証はないが、
その技術は一生の財産だ。

天国日記(2)

この人の生きている「場」は?

患者さんと対峙しているとき、
意識するようにしていた。
いつの間にか、誰と対峙していても
そうするようになったみたいだ。
もはや「意識」はしていない。

旅行中は四六時中家族と行動する。
妻に指摘されてはっと気づく。
以前と人と接する態度が違うらしい。

出会う人全員が以前より印象的だ。

いつか犯罪事件の目撃者として
警察に招致されたら…
精度の高いモンタージュ写真作成に
協力できるかもしれない。

冗談はともかく、出会う人全員が
印象的になれば、寿命が延びたも
同然だ。
人生時間の密度が濃くなるのだから。

日々のブログも貢献しているの
かもしれない。

書くと決めているから、無意識が
材料(ネタ)を探しているのだ。
意識的にネタ探ししているつもりは
全くない。

海外では一層、相手の「場」の
バラエティが豊富になる。

この人はどんな世界を生きて
いるんだろう?

ちょっとしたやり取りでも頭が
フル回転するのがわかる。
海外旅行は脳に実によく効く。