サウナ状態


佐藤さん(68歳)は大工さんだ。
行きつけの銭湯でたまに会う。

「風呂行ってます?」
「最近水風呂がぬるいんだよ」

故障中だそうだ。

「佐藤さん水風呂好きやもんね。
サウナの喜び半減やね」
「いや。今はカネ払ってまで
サウナに入る気しない」


日中最低4回、着替えるそうだ。
酷暑に大工仕事は火焔地獄に近い。

「マスクなんて無理だよ」
佐藤さんは吐き捨てるようにつぶやいた。

そういえば、業種別マスクの取り扱い
など何も指導アナウンスがない。
こちらは冷房の効いた部屋で気楽な身分だ。
佐藤さんは日中天然サウナで過ごし、
水風呂を求めて銭湯に行く。

水風呂故障は 
“Oh, My God!!” 
の世界だろう。


炎天下肉体労働を避けられない人たち。
往診中、一服している彼らの姿を見かける。
誇らしい「男」の顔をしている。
コロナ下、取り沙汰されるリモートワーク
は自宅で巣ごもり。

宇宙人はどちらを人間と認定するかな?

マスクで熱中症


「夏バテ気味よ」
スッチャン(50歳男性)さんは嘆いた。
上野でタイ料理屋をしているしている。

コロナの流行で帰国できなかった。
タイで日本のイメージは良くないらしい。

「ここの空調担当タイ人ちゃうか?」
メチャクチャ暑い店でそんなジョークを
大昔言ったことがある。
あまりウケなかったが・・・

今は日本の夏はタイより暑いらしい。

「お客さんいっぱいよ」
上野では人出が戻っているようだ。

梅雨が終われば本格的な夏が来る。
みなマスクを着け続けるのか?
屋外ではほとんど感染しない。
炎天下長居もしないだろう。
せめて屋外では外してほしい。

2018年熱中症の死者は1800人だ。
2~3ヶ月の間でこの数字は
半年で1000人のコロナより怖い。
タイ人も怖れる暑い日本だ。

他人の目を人一倍気にする日本人。
「夏は屋外のマスクを禁ずる」
お上からの発令がほしいところだ。
新しい都知事に願いを込めて。

ラブ・アンド・ピース


フジロックが中止になったらしい。
野外の感染リスクはほぼない。
開催すればいいのに、と思うが。
密集がダメという理屈は満員電車が
走るかぎり説得力に欠ける。

どうも「唾液」が犯人のようだ。

ならば便から検出されるのも当然だ。
味覚障害が出るのも関係ありそうだ。
唾液で検査できるのも理解できる。
大声の会話は気をつけた方がいい。
満員電車で広がらないのもなるほど。

マスクの効果がドイツの研究で実証された。
「マスクが効く」のはわかっていた。
効き方が予想外だったのだ。

情報が集積し、検証されて解明される。
これが科学だ。

念仏のように「三密」はもはやダサい。

そういえば当院の前事務長と
看護師長は岩手県出身。
「岩手の人は無口なんです」
と常々言っていた。
岩手県ではずっと死者数ゼロだ!

おお、やはり唾液か!!
サンプルが少なすぎる・・・

他人の唾が口に入らないようにする。
これに気をつければ野外コンサートも
甲子園もできるはずだ。


何十万人のお祭りができた60年代が羨ましい。
変な煙草を廻し吸いしてた人が多いので
「唾液」的にアウトだが・・・
https://www.youtube.com/watch?v=uS0m7hrCfHc