便利な言葉は不便?


「銀行員が撃たれた」
「銀行員が刺された」


どんな映像が浮かんだか?
それぞれ文中にはない「モノ」が
浮かんだのでは?

「ピストル」と「刃物」

状況に対する「先入観」が
言葉を映像化する。


後日ひとり歩きし、
「銀行強盗が逃亡した」
と別物に変わったりする。

実は、風呂場で水鉄砲を
かけられたのかもしれない。
爪楊枝でいたずらされた
だけかもしれない。
友人の仕事はたまたま銀行員…

意味は自分の心の中にある。

前回、報告における事実と推論
について書いた。

相手の言葉をすべてコントロール
することはできない。
自分で注意深く「聴く」しかない。
まずは自分の推論に自分で
気がつくしかない。


気をつけよう。

緊急告知


このたび
「オモシロ奥座敷」
を開くことになりました。

簡単に言えば「雑談会」です。

目的は特にありませんが、
「雑談で世界を変えよう!」
みたいな感じです。

こちらで軽食と飲み物は用意します。
予算は2000~3000円程度で考えています。

あまり多くても話せないので20人ほど限定で。

日時
2020年1月31日(金)

PM6時頃~
場所:都内某所


直接メールをくれた方に詳細をご連絡します。

facebook つながっている方はそちらにメッセージを
メールなら
haradafm@imcjapan.org
までご連絡下さい。


ツッコミどころ満載

起こった出来事の報告がある。

「忙しい日だったのでスタッフも
焦っていたのでしょうね。
患者さんを怒らせてしまいました」

これは「報告」として適切か?

「忙しい」は具体的に数字で
伝えるべきだ。
「焦って」はスタッフを慮っての
表現のつもりだろうが、報告段階では
不要だ。
「患者さんが怒ってしまいました」
も推論だ。
「患者さんは無言になり、立ち上がった」
これが「報告」だ。

つまり報告は事実を伝えるべきで、
推論や断定は排除すべきということだ。

報告者が聴き手を誘導してしまう。
これをやりがちだ。
会議が長引く原因にもなる。

クレーム対応がうまくいかないのも
この辺りが原因なのでは?
事実だけ伝えればいいところを、
妙な配慮をして「地雷」を踏む。

「違和感」を誘導してしまう。

すると何ということもない
「おまたせしました」
にさえも、
「全然待ってへんで」
となってしまう。

「ツッコミどころ」を相手に
与えてしまうわけだ。


自分の言葉の中にある「事実」部分と
「推論」部分の仕分けを意識する。

それだけでかなりのトラブルを
未然に防げるような気がする。
もちろんこれは「推論」である。