アンコはドラッグ?

大城さん92歳は独居男性。
在宅診療をしている。
年々減っていく街の長老の一人だ。

頭脳もしっかりしている。
「今日は大したことないと思う」
とか
「今日は少し高いんじゃないかな」

血圧も測定前に予測し、大抵当たる。

朝から酒を飲んでいた。
不良の主治医はそれを許可していた。
年末に転倒し、ケアマネと看護師長に
どやされた(8割は主治医への叱責)。

「飲んでないの?」
大城さんに訊いた。
「もっぱらこっちにしてる」
アルミホイールの上にむき出しに
なった大量の「餡こ」だ。

酒の代わりに餡こか・・・
両方確かに「娯楽」だ。
大の甘党の自分にはわかるが
確かに甘いものは意識を変容させる。

そう考えると、アルミホイールの上の
黒い塊は阿片や大麻樹脂に見えなくもない。

中毒性のある娯楽はある意味すべて
「薬物」だ。

普通、酒は飲むが大麻はやらない。
法律という線引きに従っている。
それだけの話だ。

今の大城さんにとってはケアマネや
看護師長が法律なのだろう。
幸い糖尿がない大城さん。
「たまにはコッチもOKよ」
とグラスのジェスチャーしておいた。

許さん!


妻が2歳の子どもと大型スーパーで
買い物していた。
オッサンが若い女性にぶつかった。
その後、オッサンはウチの子に
あきらかに「意図的に」向かった。


妻は身を乗り出して制した。
173cmある妻にオッサンは怯んだ。

SNSで友人の投稿でも目にした。
弱そうな人にぶつかってくるオッサン。
「ぶつかりおじさん」として
以前からネットで話題と知り、
のけぞった。


「当たっちゃいました」
に見せかけてぶつかってくる。
主に40~50代らしい。
最近さらに増加している(!)そうだ。

前頭葉が萎縮しているのか?
濃厚接触を欲しているのか?
同情が1ミリも湧かない、
正真正銘の犯罪行為だ。


相手を選ぶ卑劣さも許しがたい。
元西武の清原にやってみろ!
亀田パパにやってみろ!


最近「新規の特権意識*」という
言葉を知った。
「自分たちは欲望を追求するに
値する存在である」

と感じる事実のことだそうだ。

問題のオッサンも自分たちの行為を
正当化する特権があるとでも?
彼らの行動を理解するには
新しい概念を導入するしかない。

こんな輩こそ「自粛警察」に
取り締まっていただきたい。

いや待てよ?

同一人物でないことを願う・・・

*参考文献『不倫と結婚』


書評『砂と人類』


久しぶりに採血した。
ほとんど正常だったが、若干
コレステロールに問題があった。 

早速、絶食してみた。
(もうちょい食わずにいれる)
で、ほぼ24時間空いた。
腹も軽いし、頭も軽い。
眠気も来ないから仕事もはかどる。

やはり最近食い過ぎだったのだ!
空腹感は、ただの錯覚かもしれない。
少なくとも現代人は大体、
食いすぎて病気になっている。

食に限らず、人間はあらゆるものの
使用量を減らさないといけないようだ。
砂も使い過ぎで足りなくなっている。

経済発展に必要なものは歴史的に
コンクリートとガラスだ。
建築素材として、舗装道路の材料として
人口増加とともに需要が増える。

砂の7割は石英(シリカ)だ。
石英は地球に最も存在するケイ素の
化合物二酸化ケイ素 SiO2 の一形態だ。

この砂が最高に複雑な工程を経て、
シリコンチップになる。
デジタル時代に欠かせない必需品だ。

キレイな砂浜は破壊される。
砂の量が激減している。
インドには砂マフィアがいるらしい。
砂の使用を減らすしか人口増に
耐えられない事態になっているようだ。

砂の世界がこれほど奥深いとは・・・

そういえば、子どもたちは砂場で
遊び出すと止まらない。
海の砂浜でも同じだった。

砂は本能と親和性があるのか?
想像力を掻き立てるのか?
数十から数千マイクロメートルの
粒を通して世界を観ているのかも。

https://www.youtube.com/watch?v=XJ035W-2p6M