スピーチ上達法

とにかく大変だった。
菊池さん(49歳)はスピーチが苦手だ。
姉御肌(?)だから頼まれる。
しかし、実は心拍数はバクバク。
菊池さんは重度の ”白衣高血圧” だ。
スピーチ中は血圧も上がっているだろう。

「どうしたら緊張しないんでしょうか?」
人前で”アガる”への対策方法か…
講義しろと?
医師の仕事だろうか?
しかも外来でマンツーマン…

十分 ”図太い” やないかい!

なぜアガるのか?
過度の”自意識”のせいだろう。
「ホメられたい」
つまり ”幼稚” なのだ。
本来スピーチは自己顕示の場ではない。
自慢ほど聞き苦しいスピーチはない。
場は白けてるのに本人はご満悦。
結婚式のお祝いの場で自慢をする。
「誰を祝ってるねん?」
医師の結婚式に多い。
非常に残念なことだが…
30分話した某教授がいた。
正味30分!
しかも乾杯の音頭で!

アガる方がよっぽどマシだ。
奥ゆかしい方が好感持てる。

少し助言をした。
1.きちんと「祝福してあげる」こと。
イヤな気持ちになる人はいない。
目的達成でしょ。
2.失敗を恐れる必要は全くないこと。
なぜなら人は失敗を喜ぶから。
「お前、スベッてたで」
人生で何度からかわれたことか…
3.心拍数を意図的に上げる経験を積む。
心拍数は「勝手に上がる」から怖いのだ。
事実、福田さんは運動習慣がない。
心拍数が上がった状態=緊張状態なのだ。
意図的に心拍数を上げてから練習する。
これは効果的だ。

最後に奥義中の奥義。
24時間365日練習する。
常に目の前の相手を祝福する。
それはもはやイエス・キリストだ。

とにかく、意識を自分に向けないことだ。
誰かを祝福する。場を祝福する。
その気持ちを100%出すのみ。
カッコつけたい。恥ずかしい。
そんな自意識は3歳児でも持っている。
それを自力でクリアする。
ようやく大人の階段を登れるのだと思う。

お前はできているのか?
もちろん「過渡期」です。

 

よろず相談所 One Love
日本メディカルコーチング研究所
所長: 原田文植