令和の喫茶店


浅草で「雰囲気」な喫茶店に入った。
座った途端に店員がかけ寄って来た。
直ちに、非接触型体温計をオデコへ。

「ピッ」
37.5度だった・・・


顔色が変わる店員。

「ちょっと待って」
と余裕を見せつつ、冷たいおしほりで
広いおでこを拭く。

「もっかい測って」
「あピッ」
36.5度


安堵の表情を浮かべた店員は
「さすがです」
と意味不明の言葉を発した。

非接触型は顔の温度が上昇しにくい
人の場合、アテにならない。
逆に暑い中を歩いてきて、発汗が
少ない段階なら上がってしまう。
汗による「打ち水」効果がない
ままだからだ。


涼しいタクシーを降りて、5分ほど
炎天下を歩いたところだった。
最も高く出る状況だったと思われる。

この検温に意味があるのか?
まあ「やってる感」を出さないと
いけないし、やむを得ない。

入店時に検温され、タバコを
吸わさない喫茶店。

それが「令和時代の喫茶店」の
ニューノーマルなのだろう。