ナガルコットその3

3日目の朝ついにご来光。
まさに天晴!

信心深い母は拝んでいた。
自分に塗りこむように浴びていた。
素晴らしい貪欲さだ。
食欲もさらにパワーアップしていた。

食後は村を散策。
掘っ立て小屋としか思えない建物。
しかも崖の上…
風で飛びそうだ…

「レストラン」「ライブバー」
タイトルだけは立派だ。


路上で手洗いで洗濯。
けだるそうな黒犬がうようよ。
陳列のお菓子を選る野猿。
終戦直後の景色だ。

違うのは皆、手にスマホ。
ということは情報は手に入る。

人懐っこい店主にナンパされ、
ライブバーでお茶をすることにした。

4年間ドバイで働いていた店主。
4年前にこの土地を250万で購入。
現在2000万に高騰している。
銀行金利は12~14%。
投資に全く興味がない自分に
同い年の店主が色々話してくれた。

中国とインドに挟まれた国だ。
しんどいだろうと思う。
しかし、目の輝きと満面の笑顔、
古い親友かの如き雑談。

ネパール人は一様にそうだった。

途上にあるときが一番幸せなのか?
スマホで「夢」が見られるのも
悪くないのかもしれない。

店主から聴いた話だ。
15年前に日本の有名な音楽家が
プライベートジェットで来たらしい。
何曲か歌ってくれたそうだ。
名前を聞いて母も驚いていた!

その音楽家はお忍びで来ていた。
同じホテルに泊まっていたそうだ。
お忍びなので名前は伏せておく。

3日目はそんな感じ。