うがい術


「うがい薬欲しいんだけど」

例のアレか!
SNSでつながっている薬剤師が
「イソジン売り切れました!」
とつぶやいていた。

明治HDの株価が急上昇している。
イソジンの製造会社だ。
事前情報があったなら、
インサイダー取引だ。
ないとは思うが・・・

で、肝心の効果のほどは?

効くでしょ、それは。
うがいは効くのだから。
うがいは前から励行されている。
イソジンの殺菌効果が増せば
さらに効くに違いない。

以上!

ここぞとばかりに批判が殺到
しているのが実に不気味だ。

妊婦への危険、甲状腺疾患の危険・・・

そんなの当事者が普段から
注意すべきことだ。

イソジンは普通に売られているのだから。

血液内科医だった頃、抵抗力のない
患者さんには一日100回のうがいを
励行していた。

一度のうがいに10回のゴロゴロ。
1回うがいする毎にバイキン濃度は
10倍に薄まる。
2回うがいすれば100倍。
3回うがいすれば1000倍・・・

10回すれば?

100億倍だ!

それを一日に10度行うように。
そう患者さんに説明していた。

エビデンスは?

あったはずだが、今出せない。
でも指導効果は抜群だった。
イメージも湧きやすいし、
自分の所属していたチームは
全国的にも感染制御成績が良かった。

このうがいの「キモ」は?

とにかく回数だ。
それだけ回数をこなそうと思えば
いちいちイソジンを使えない。
「いつでも、どこでも」にイソジンは
むしろ邪魔だ。


何なら口に入れる水分なら
何でもいいと説明していた。
バイキンを薄めるのが目的だからだ。

とにかく・・・

鬼の首を取ったように、過去の
論文を出してきてイソジン否定に
走るのもヒステリックだ。
イソジンでも何でも良いから
しっかりうがいすればいい。


個別の疾患で不安があれば、
主治医に相談すればいい。
すぐに薬局に買いに走る人も、
ヒステリックに批判する人も
同じ穴のムジナだと知るべし。