取材の嵐


「子供のための食事作れ、
とかやれることあるから」

お世話になっていたライブハウスの
杉田マスターからメールが来た。

泣けた・・・

ぶっきらぼうなマスターだから
余計に心遣いが沁みた。

なんだか知らないがメディアに
出る機会が増えた。
色んな人が連絡をくれる。
みな、心配してくれている。

通常通り仕事をしているだけだし、
特に力んでいるわけでもない。
スタッフにも口を酸っぱくして、
「持続可能な健康管理」
と言っている。

短期型の健康管理はペースが
乱れるので有事には危険だ。

酒飲みのスタッフもいないので
魔が差す心配もいらない。
診療所は極めて自然体だ。

これまでの取材と違うのは、むしろ
インタビュアーの方だと思う。
新コロ問題はインタビュアーにとっても
他人事ではないからだ。


傍観者になりきれないので、こちらの
言葉に一喜一憂しているのが伝わる。
取材では、そこそこ笑わせている。
自分でも驚くほど自然体で話している。

けれど、紙面や、映像になると、
「そこ~?」
となるが、これも勉強だ。
人にウケる部分と自分が伝えたい
部分が異なるということだ。


HARADA BAND が売れないわけだ!
ISOLDE マスター、ありがとう!
再開したら、売れるバンドになるからね!

風評被害


「風評被害たまんねえよ」
山中さん(72歳男性)は理容師だ。
酒飲みで毎度赤ら顔をしている。

ご両親が100歳近くまで生きた。
長寿の根拠は人の精神を自由にする。

お祭り好きで江戸の文化が大好き。
粋な江戸画の版画をくれる。
B級グルメの情報もたくさんくれる。
典型的「下町っ子」だ。

院内感染が続出した中核病院の
すぐそばで床屋さんをしている。

「人が通らねんだもん。
風評被害は怖いねえ」


緊急事態宣言と自粛が原因だろう。
風評被害ではない。
前からお客さんは少ない。
いつも嘆きつつ、酒を飲む理由に
していたのだから。

それはともかく、風評被害への恐怖が
「たらい回し」を生んでいる。

当院でも経験してしまった。
そのことをあるメディアを通して
喋ったら、取材殺到状態だ。

切り取られ「本当は」と異なる部分が
使われているようだ。
(テレビがないので観ていない)
センセーショナルな部分が
クローズアップされる。


とても勉強になった。
一次情報に触れることで取材が来る。
その取材という一次情報がなければ
見えない景色もあった。


お陰で、文書にまとめることができた。
自分の中で整理されたことが収穫だ。
これで、検証する材料ができた。
取材時、これを手渡すことにしよう。

山中さんも「客が減る」という
一次情報を経験した。
ただ、残念なのは、検証・分析が
甘いことだ・・・

コロナビールとタイガービール


「不足を楽しめばいいんですよ」
茶の湯の心だそうだ。
川中さん(80歳女性)はお茶の先生だ。
生徒が休みで教室の収入がない。
現状に対して前向きに呟いたのだ。

「年寄りはもういいんですよ。
死ぬべき人を守るため若い人が
犠牲になって申し訳ない」

川中さんは言った。

だけど、そう言った先から
「若い人が消費活動をしないから
地球がキレイになってる。

だからウイルスも必要なのよ」
この辺りの「太さ」が元気の源だ。

不足と言えば、インドのトラも交尾を
制限されているそうだ。
トラにも「社会的距離」が必要とのこと。

NYのトラが新コロ陽性だったことを
受けての処置らしい。
日本では人間さえ、検査してもらえない!
野生のトラは5000頭もいないそうだ。
野生の人間は73億人いるから仕方がない。

はたしてトラが禁欲を楽しめるのか?
インドのトラに茶の湯の心がわかるのか?
インドだから「チャイの湯の心」か・・・

話は変わる。

インドからヒマラヤが見えたそうだ!
外出制限効果で大気汚染が改善した。

ある意味これも「怪我の功名」か。

インドも日本もニューヨークも
トラも人間もウイルスも
つながっている。