役立たず?

「音楽は競争ではなく、協調だ」
マイルス・デイビス

「カウリ」という巨木がある。

ニュージーランドでしか生息していない。

「屋久杉」と姉妹木協定を結んでいる。

カウリは世界最古の木だ。

起源はなんと「ジュラ紀」に遡る!

古い切り株でも生き続けている。
葉が1枚もついてない。

切り株だから枝もない。

なぜ、生き続けることができるのか?

先日、研究発表が出された。
周りの木から栄養をもらっていたのだ。
オークランド工科大学の研究だ。

(科学誌『アイサイエンス』)

切り株の利点は明確だ。
「生き延びることができる」だ。

周囲の木に利点はあるのか?

研究チームによると、

同じ種の木どうしがつながりあうと、
1.急な斜面での安定性が増す

2.水や栄養素を多く取り入れられる

と考察している。
つながり合いで「超生物」になった。

研究チームはそうまとめている。

「すべての存在に役割がある」

そうまとめると何となく抹香臭くなる。

宇宙はバランスしている、ということだ。
一見「無価値」に見えるもの。
それは自分の「ものさし」の小ささゆえ、

かもしれない…

ローリングストーンズは間違いなく、
ビル・ワイマン* がいた頃の方がよかった。

そんな感じだ。

注* ローリングストーンズのベーシスト
知らない方は調べてね。

トリセツ・読書

隅田川花火大会だから本屋へ行った。
20冊ほど目を通し、7冊購入。
売れてる本ばかりだ。

読書を「お勉強」とは考えていない。
一種の「リサーチ」と考えている。
なぜ人は本を買うのか?
「悩み」を解決してくれるからだ。
売れている本は、多くの悩みを
解決している可能性が高いことになる。

実際には、解決した気分になるだけだが…

社会が何を求めているのか?
社会は何に悩んでいるのか?

問題意識を持つことができる。

著者の解決法が「正解」とは限らない。

一つの「視点」を得ることはできる。

本を書くのはそれなりに大変な作業だ。
どんな苦しい思いで書いているのか、

以前より共感できるようになった。

本の内容を憶えているのか?
読書した内容なんてすぐに忘れる。
アウトプットしなければ無意味だ。
(小説や写真集などの「娯楽」は除く…)

医師をしていてよかったと思う。
アウトプットするチャンスが多いからだ。
アウトプットして初めて読書は完結する。
伝える相手なしでは本も読めないのだ。

つくづく人間は関係性の動物だと思う。

去年まではビール片手に花火鑑賞。
今年はコーヒー片手に読書三昧。
つくづく人間は関係性の動物だと思う。

ライバルは自分だけ

早い話が
旅する前にガイドブックを買うな
ということだ。

「ライバル “rival”」 の語源は?
「川 “river”」 だそうだ。

川向は競争相手で、嫉妬の対象なのだ。

海の向こうは?
開拓精神、一攫千金、一発逆転…

夢を実現する「場」と見た。

ライバルは見える範囲にいる。
見えないところに夢を見る。

見えない方がいいのだ。

世界が可視化された、かのように見える。
実際に行くと、新たな発見ばかりだ。
川向でも、聞いた話と大抵異なる。

感じ方は人それぞれだから当然だ。

ガイドブックは買わない主義だ。
ホテルも予約しない。
いつも現地調達(家族旅行は例外)。
インド、ネパール、タンザニア、キューバ

そうしてきたが何の問題もなかった。

偏見と先入観は強力な「足かせ」だ。
頭の中でも同じ現象は起きやすい。
「答え」や「情報」がなければ動けない。
「準備不足」と言い訳してしまう。
でも、それは嘘かもしれない。

「見切り発車」でいいのではないか?

情報のない未開の地に進んで行った先人。
そして生き延び子孫を残した。
みんな「先人」の末裔なのだ。
先人になるのは勇気がいる。
ここでも邪魔なのは他人の先入観だ。
選んだ「道」で先頭を走りたい。