徳丸さん80歳はTシャツ姿で来院した。
Tシャツには
“University of Hawaii”
と書かれていた。
書いている内容を認知していなかった。
石黒さんは認知して着ていたようだ。
嘘のように出来すぎた話だ。
妻の両親もペアでハーバードを着ていた。
(土産を渡したのは自分だが…)
着用している学生は一人もいなかった…
グッズを販売しているではないか!
ゴールがぶれないかもしれない。
あらへん、あらへん。
Dr. Harada Medical Coaching
徳丸さん80歳はTシャツ姿で来院した。
Tシャツには
“University of Hawaii”
と書かれていた。
書いている内容を認知していなかった。
石黒さんは認知して着ていたようだ。
着用している学生は一人もいなかった…
あらへん、あらへん。
「ブッてやがんだよね!」
加山さんは江戸っ子だ。
妻と教員をしている息子の3人暮らしだ。
息子の念願で逗子に引っ越した。
やはり地元へ帰るとホッとするらしい。
快適領域の変化に耐えられないのだ。
加山さんは苦笑いするしかなかった。
アラ探しの余生は寂しすぎる。
ネットニュースのタイトルを眺める。
「怒り」の表現、「否定」表現が多い。
「怒り収まらず」「叩かれる理由」
「不穏な」「怒った」「懲戒」「不倫」…
なるほど。
人は警告音に反応しやすい。
ネガティブな情報に目が留まり、
閲覧される確率は上がる。
タイトルが内容を反映していない、
そういうケースも多い。
ボーっとネットの世界を彷徨う。
大量のノイズに付き合わされそうだ。
人生に関係ない情報は極力避けたい。
欲しい情報のみ入るようにするには?
欲しいモノを意識し続けるしかない。
熱中する何かを常に持っていると、
関連情報が勝手に集まってくる。
いつも出す例だ。
ミャンマーに行くと決める。
ミャンマーの文字がやたら目につく。
世の中のミャンマー濃度が上がるのだ。
欲しい情報の収集を継続している人。
ノイズで時間の無駄遣いをしている人。
数日でとてつもない差が出る。
人生時間は短い。
大量情報消費時代。
目標や夢のない人はノイズにやられる。
無価値な情報に溺れてしまうと?
あっという間に心が病む。
下手したら死んでしまう。